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デザイン会社、印刷会社にウェブサイト制作を任せるという罠

一般的にウェブサイト(ホームページ)制作というとデザインを専門としている会社や印刷会社に任せようと考える方が多いと思いますが、そういった会社に制作を頼むのは、罠にハマったようなものです。

デザインや印刷のプロは、集客のプロではありません。

どうしてホームページを作りたいと思いましたか?ほとんどの方は、こう答えるはずです。

  • 「お客さんを増やしたい」
  • 「新規顧客と接触する機会を作りたい」
  • 「売上を上げたい」
  • 「会社の知名度を上げたい」

もし、そんなことを思っているのでしたら最後までお読みください。あなたの役に立つはずです。

その会社、ホントに自分のところで制作やってますか?

極端な話、ウェブサイト(ホームページ)制作を行なうスタッフがいなくてもウェブサイト(ホームページ)制作をやっている会社ですよ、ということは出来ます。制作の全てを外注すれば良いのです。当然外注して関わる会社が増えれば増えるほど、中間マージンが加算されてお客様がお支払になる金額は高額となります。要するに無駄なお金を支払っているのです。

家を建てるとき「家を建てたことがない素人」に任せますか?

例えばの話、家を建てるとき「家を建てたことがない素人」に任せますか?仮に一人親方の大工さんであったとしても、長年建築に携わってきたプロに任せたいと思うのが普通だと思います。数多く家を建ててきたという実績のある職人さんに頼むほうが安心でしょう。

私どもは、図表イラスト作成など一部のデザイン業務以外は、すべて私どもで行っています。だから、責任をもってウェブサイト完成まで対応できます。また制作後のアフターフォローも可能です。

写真撮影・原稿執筆までやってくれますか?

最も安上がりなウェブサイト(ホームページ)制作の方法は、決められたテンプレート(雛形)に必要事項を入れ込むだけという方法です。多くの制作会社がそういった方法を取っています。写真撮影はコストがかかるので、素材を使えばいい。(フリー素材や有料のウェブサイト(ホームページ)用素材写真というのがあります)原稿は、最低限のものでいい。そんな感じです。

ビジネスホテルの朝食と同じです。

ビジネスホテルの朝食と同じです。冷凍食品やチルドのパックされた食品を陳列して、「手作り」「手捏ねハンバーグ」と嘘をいって売る方法です。美味しいですか?美味しくないですよね。ウェブサイト(ホームページ)でそれをやると「集客」に大きく関わってきますよ。

消費者はちゃんとその嘘に気づきます。

消費者はちゃんとその嘘に気づきます。集客効果を上げたいと思って作ったサイトがあなたの会社を「胡散臭いもの」とアピールしてしまいます。

例えば、このウェブサイト(ホームページ)の原稿も(少し過激ですが(笑)きちんと書いています。どこかからコピペしてきたものではありません。私どもでは、徹底したヒアリングをもとにお客様の代わりにウェブサイト(ホームページ)制作用の原稿執筆を行ったり、写真撮影を行っています。写真撮影に関しては、ご依頼のほとんどのお客様にご注文にいただいております。

誰に、何を見せたくて、どうしてほしいのか

ウェブサイト(ホームページ)制作で一番最初に担当者が戸惑ってしまうのが「どんなウェブサイト(ホームページ)にするか」ということです。少し堅苦しくいうと「企画」の部分です。これについて、シンプルに答えを探す方法があります。ウェブサイト(ホームページ)を立ち上げたい!とご来店した塗装屋さんの例でご説明します。

誰に見せたいのか

一番簡単なのは、どんなお客様に見せたいのかをプロファイリングしていくことです。どんなお客さんが自分の会社に仕事を頼んでくれるのかというのを徹底的にイメージしていきます。塗装屋さんということで、ニーズとして一番あるのは新築住宅を買って、十年ほど経過したお家になります。

  • 年代は、40代〜50代
  • 子供が生まれたことをきっかけに新築住宅を十年前に買った。また、新築住宅を買うだけの経済的余裕がある。
  • 外壁工事のことなどは、何もわからず不安に思っている。
  • 旦那さんは、大手企業に勤務。仕事が忙しくて、家のことは奥さんが任せられている。
  • そのため工事についての決定権は、奥さんにある。

まずこんな感じになるでしょうか。例えば決定権があるのが女性と仮定して、女性が見てほしいというサイトにするのでしたら、女性が喜ぶ要素をデザイン・色彩で演出するのも良いでしょう。また掲載する文章のスタイルも女性向けにする必要があります。

何を見せたいのか

会社として、ターゲットとなるお客様に何を見せたいのかを次に考えていきます。ケーキ屋さんや飲食店だったら「美味しそうなケーキ・料理」を見せるのが簡単な方法です。故に飲食店のウェブサイト(ホームページ)で最悪なパターンは、「写真が汚い。美味しそうじゃない」というものです。美味しそうな写真をまず見せることで見込み客の心を掴みます。それくらいエモーショナルなんです。感情に訴えます。

おっと、話がそれました。塗装屋さんですので・・・

まずは、この塗装屋さんに仕事を頼んで得られるお客様のメリットを何らかのかたちで見せる必要があります。例えば、工事のビフォー・アフター。あるいは、他社との見積金額での違い。(金銭的なベネフィット)それと安心感。最近思うのですが、「モノを売る」ということの中で最も大切なのは、「安心感」ではないかと思います。例えば、塗装屋さんのスタッフさんがどんな顔をしていて、どんなプロフィールなのかを公開しても良いでしょう。当たり前ですが、相手が誰かもわからない状態で仕事を頼みたいというのは稀ですから。

どうしてほしいのか

ご相談の塗装屋さんの場合は、「まず見積を依頼してほしい」とのことでした。これは、無料見積なんですが少しでも多くの見込み客と出会いたいというのが一番の願いでした。そのためにどんな工夫・仕掛けが必要かを考えていきます。今はすごく良い時代で例えば、そういう見込み客にリーチするために何かイベントを立てて、Facebookなどでシェアして集客することも可能です。

余談ですが、私も趣味のワイン会をやるときにFacebookでイベントを作りますが、会費8,000円(室蘭では高い)のワイン会に20名があっという間に申し込みます。かかる時間は、三日間程度。コストはゼロです。

結局は、アイディアだと思うんです。そういうアイディアを自分で考えて、試して、修正(改善)して、どんどん精度を高めていく。たくさんのお客様と話していますが、意外とこの部分が抜けてしまっている方が多いです。

抜けそうになった虫歯、どうしますか?

もし、あなたの奥歯が虫歯になっていて痛くて痛くて・・今にも抜けそうだったとします。

  • ペンチを持っている隣に住んでいるオジサン
  • プロの歯医者さん

どちらに行って歯を抜いてもらいますか?普通は、歯医者さんだと思うんですが、プロに任せないでペンチで虫歯を抜くようなことをしたがる方がインターネット・パソコン関係では多いように思います。

「婿に頼む」「会社の若いやつに頼む」

パソコン修理なんかでいうと「婿に頼む」「会社の若いやつに頼む」っていうパターンですね。それ多分、迷惑だと思われていますし(笑)タダってわけにはいきませんよ?

ペンチを持った隣のオジサンの出番ではありません。

ウェブサイト(ホームページ)の企画ひとつとっても、プロに任せてください。ペンチを持った隣のオジサンの出番ではありません。

と、結構過激に書いちゃいましたが・・・こんなお客様とやりとりをしながら、どんなウェブサイト(ホームページ)にしてくのかを考えていきます。もちろん「そんなの面倒くさい!」というお客様のために「写真撮影」「原稿執筆」「SNSなどの連携」まで全てを行うパターンで制作をお受けすることもあります。

一つだけ知っていただきたいのは、クマックコムでウェブサイト(ホームページ)を制作するときは、ターゲットとなるお客様のイメージをするだけでもこれだけ沢山のことを考えたり、話し合ったりして決めていくんですよ・・ということです。

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