直せるのか?直せないのか?
お電話でお客様によく聞かれるのが「直せますか?」ということです。正直にいうと直せない99%パソコンはありません。ただし、少し古かったりして「直す」ということに経済的合理性がない場合があります。例えば、修理費が直すパソコンの下取り価格を上回るなど。
先日こんなことがありました。3万円程度のタブレットPCを落として、画面が割れました。メーカー修理だと2万円。修理部品の国内流通がなさそうだったので、海外から部品を取り寄せて自分で直すとしても1万円程度かかります。こういう状況だと微妙な感じですよね。
思い入れのあるパソコン
今回のお客様の場合、故障したパソコンがご両親からプレゼントしてもらったもので、長年使っているとのことで、「直るんだったら直してほしい」ということでした。新品購入後、5年以上経過していますがその他の部分はしっかりとしているので、修理することになりました。
20代のお客様
年配のお客様の中には、「クマックさんのところ、年寄りしかこないんでしょ?」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、実はそんなこと全然なくて・・・20代のお客様の多数いらっしゃいます。年配の方は、「若い人は自分で直せる」と思うのだと思いますが、実際データ復旧や部品交換を伴う修理となると私どものような専門業者にまかせてくださる方も多いのです。
実際、任せたほうが安心というのもあると思います。例えば、タイヤ交換を自分でするかどうかという話に似ています。僕の場合は、タイヤ交換もプロに任せます。「間違いがないから」です。一年に数回作業する素人と一年に数百回作業するプロとでは、明らかに違うからです。