お客様との対話のなかで
お客様からアンケートをいただきました。ご回答ありがとうございます。
1999年から、この仕事をするようになって18年ほどになります。インターネットだったり、技術の進歩とか変化したこともたくさんあります。レジ&経理システムがクラウド化、自動化されたり、Google homeやAmazon echoのようなスマートスピーカーが出てきたり。でも、何一つ変わらないことがあります。お客様との対話です。
昔から、とにかく「人」が好きでした。母親が自宅で華道&茶道教室をやっていたので「人」のなかで育ったと思います。そのせいか「人」と出会えるこの仕事は、本当に大好きです。職種、年齢、性別・・・様々な方がいらっしゃいます。
何かちがうこと
この仕事も「接遇」や「修理」をアルバイトにやらせれば、もっとシステム化されて売上も伸びるんでしょう。フレッツや携帯電話みたいな通信商材もテレフォンアポイントでもして積極的に売れば、これも売上につながるはずです。だけど、18年たってもあまりそのつもりもなく、自分の代わりを育てることもなく40歳を超えてしまいました。
オーケストラや吹奏楽みたいな音楽のフィールドで人を育てることは得意ですが、仕事のシステム化や得体の知れない商材を「顧客」に売りつけることは、僕のなかでは「何かちがうこと」なのです。
自分で納得できない商材を売ることや、納得できないサービスを提供することが嫌なのです。
交通事故から学んだこと
先日、交通事故に遭いました。 凍結路面の朝、対向車が何度も滑って最後にスピン。路肩に寄せて緊急停車した僕のクルマにぶつかってきました。あとから、ドライブレコーダーの映像をみると2秒ずれていたら正面衝突。幸いにもお互いに怪我もなく、クルマの修理だけで終わりそうです。
もしかしたら、いま生きていることも奇跡なのかもしれません。
好きな言葉に「二度と戻らない美しい時間」というのがあります。出会いを大切にしたいし、目の前の人に心を尽くしたい。もしかしたら、何かのきっかけで死んでしまうかもしれないから。今日という日は、また訪れることはないんですよね。
2017年、営業最終日まであと一週間。そんなことを思いながら、営業しています。